古典調律で演奏するようになったら、とにかく和声がキレイ。
25年前、ピアノを弾いていた時は、短調の曲ばかり選んで長調の曲はあまり弾かなかった。今思うと、長調は和音の響きがキレイではなかったから、敬遠していたのではないかと。
平均律って、長三度が純正の響きと大きくかけ離れてしまって、濁って聴こえる。その唸りが耳にキツくてダメだったんだと思う。明るく朗らかな曲!というより、不協和音で責めさいなむ曲!という感じ。ハ長調で言えば、「ドミソ」の和音がギラギラ尖っていて耳に刺さる。
古典調律にしてからは、長調の曲が大好きになった。オルガン音で弾いているので、和音の重なりがずーっと持続して響いて、得も言われぬ美しさ。まさに天上の響き。
長調の曲、平均律のせいで不当な評価を受けていたんだなぁ~と。バッハ先生の長調の曲、まさに人生の喜びを全て表したかのような明るく澄んだ響き。その美しさを味わうことができるようになって、本当に幸せだと感じる!!
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