ちょっと、これ…!!
「バッハ資料集」って本を読んでたら、とんでもない証言が!!!!
バッハ先生の没後40年たった1790年に、E.L.ゲルバーという人が書いたもの。この人のお父さんが、バッハ先生にクラヴィーアを習っていた時のことを書いている。
[E.L.ゲルバー『歴史的=伝記的音楽家辞典』ライプツィヒ、1790年]より
最初の授業の時、バッハは彼に自作の『インベンション』をあてがった。そして彼がこれらの曲を、バッハが満足するまで研究し尽くしてしまうと、続いて一連の組曲が、ついで『平均律グラヴィーア曲集』が与えられた。
しかもこの曲集を、バッハはその及ぶもののない技術を駆使して、彼のために3回も通して弾いてくれたのである。彼、すなわち私の父は、バッハが今は授業をやる気になれないという口実をもうけて、彼の立派な楽器の一つに向かい、そして数時間がほんの数分に縮まってしまったかと思えるほどに時の経つのを忘れさせてくれたこの時の演奏を、自分の最も幸福なひと時に数えていた。
『バッハ叢書10 バッハ資料集』角倉一朗/編、白水社/刊、p.168~169
ギャーーーーー!
バッハ先生による「平均律クラヴィーア曲集」、全曲ライブ!!!
うらやましいぞ! うらやましいぞ!
聴きたい、聴きたい、聴きたーーい!!!!!!!!!!!!!!
いいな、いいな、私も聴きたーーーい!!!
誰かこの場面にビデオカメラ持ってって、撮影してきてくれないかな!??
ハァー、どんな演奏なんだろ。バッハ先生、クラヴィーアは恐ろしく速弾きだったっていうから、駆け抜けるような演奏かな? きっと魔法のような響きね。何しろ作曲した本人だからね。手デカいし、技術もすごいからね。
こう、私たちが想像している10段くらい上を行くはず! 1つ1つのタッチがミラクルな響きを生む。3回通して弾いたって、同じ曲でもそれぞれ違う味付けの演奏かもなあー。
DVDあったら絶対買う! きっとすごい値段だと思うけど、買う! 転売屋いっぱい出そう……でも、買う!! 世界中の人、大興奮だね。発売元は惜しげもなく大量につくって販売してほしい!
「どんなだったろうな?」で想像するだけで幸せね。この人のお父さん、音楽的素質が優れた人だったのね。「人生で一番幸せな時間だ」って言っているもの。それはそうでしょうとも!!!
今日はこのことを考えながら寝たら、いい夢見られそうだわ! 夢の中に出てきて! バッハ先生…!!
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