「コラール前奏曲 BWV713」の練習。まず4ページ目をやっている。この曲は1~3ページが3声のフーガ(4/4拍子)。4ページ目は調子が変わって3/8拍子となり、フーガではない4声の曲になるのであった。
MIDIを聴いてて感銘を受けたのは、1~3ページのフーガであり、こっちを早く弾きたい。しかし、1~3ページのフーガから先に練習したら、もう満足してしまって、4ページ目はやらずに終わってしまうのではないか?と思った。
だったら、まず4ページ目をやってしまって、弾けるようになったら、1~3ページ目のフーガをやるといいよ! そういう方針で、まずは4ページ目を練習しているのである。
全部でA2版横長の楽譜が4ページあり、譜面台に載り切らないという理由もあった。(老眼対策のため、楽譜を拡大して見やすくしている。)大判の楽譜でも、4ページ目だけなら余裕で載る。
↓ 4ページを一度に見れるように巨大なボードを作ったのだが、どうやっても上の方が見えない…!! 首を真上に最大限あげても、仰ぎ見れるものではなかった…
この4ページ目はフーガではないので、最初はぜんぜん乗り気がしなかった。ただ、義務感のようなもので弾いていただけだったが、弾くたびに、この曲の良さが分かってきた。
最初のたどたどしい段階を過ぎて、いくらか弾けるようになってきた時、頭を後ろからガーンとブン殴られたかのような衝撃に襲われた。
---------------◆お詫び◆---------------
ここには、この曲に対する感動がたつたつと書き綴ってあったのだが、あまりにも感動が強すぎて、とても言葉で表すことはできなかった。
長々と書き連ねたけど、その後、この曲を弾いてみると、自分が書き表したものの1000倍……いや、5000倍くらい素晴らしい!! 言葉の陳腐さ、浅はかさよ…。
何とか感動を書き表せないかと逡巡したけど、とても私にはできなかった。言葉というものの無力さを痛感した。
この崇高な曲に対して、何かを説明したり、書き表したりすること自体が冒涜とさえ言える。
というわけで、自分が書いた原稿を削除してしまった。
このブログは、一般の方々に情報を提供したいという動機から始まったものだけれども、「献辞」に書いたように、音楽の神とバッハ先生の霊に捧げられている。何よりも自分の心に正直にならなればいけない。
私は特定の宗教を信仰してはいないが、日々、演奏するたびに、心の中の神と対話している。その世界を何よりも大切にしている。
その中で、この曲がどれだけ私の心に大きな影響を与えたか、ということを書くにとどめる。
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