夫が「バッハの曲について教えて!」と言う。
夫「ペスカトーレって曲あるでしょ?」
私「へ? シーフード・パスタ?」
夫「いや、ペスカトーレって曲! BWV590。演奏する人によって全然違うから、どの演奏がいいかYouTubeで聴いて、おすすめを教えて!」
BWV590? 思い当たる節がない。ネットで検索してみた。
パストラーレだった。
すごく有名な曲! 聴いたことがある。特に3番目のアリアが有名ではないだろうか?
とりあえず、お気に入りのオルガニスト、マリ=クレール・アランの演奏でアリアを聴いてみた。
この時「あ!」と思ったのは…
→→→足鍵盤使ってない!!
最初から最後まで聴いたけど、足鍵盤の出番なし! オオー!
私は子供の頃からピアノ習っていたし、1年前にキーボード始めてからもクラヴィーア曲ばかりやっていた。本当は、パイプオルガンの曲をやりたかったんだけど、足鍵盤がないから……土台ムリだと思っていた。でもパストラーレ、足鍵盤必要ないじゃん! 私でも弾けるじゃん。カシオのキーボードCT-X3000でOKじゃん!
激しい興奮状態になって、楽譜を探した。IMSLPでダウンロード。楽譜見てみたら、確かに足鍵盤ない! 2段譜になっている!!
あれ?ひょっとしたら?と思って「オルガン協奏曲ニ短調」(BWV596)第2楽章の楽譜も見てみた。オー! 最初の3小節と最後の4小節以外は手鍵盤だけで弾ける!!
この曲サ、足鍵盤の部分は録音しちゃって、再生しながらそれに合わせて弾けばいいね。フット・スイッチ買って足でオンオフすれば、弾きながら再生できるよ!
楽譜をプリントして、さっそく弾いてみる。まずは、とっかかりやすそうなBWV596。ヴィヴァルディの曲をバッハ先生がオルガン用に編曲したというもの。すっごく好きな曲!! 調律は無難なところでヴェルクマイスターにしてみる。
2段鍵盤の曲
弾き始まったが、おや、うまく弾けないぞ…。左手と右手がぶつかってしまって…。ああ、これって、2段鍵盤のための曲なのね…。ハアー、それじゃあ、うちのキーボードじゃ無理なんだ…。
しかし、CT-X3000にはいろんな機能がついていて、スプリットってやつを使えば、2段鍵盤に対応できるかも!
楽譜を見て右手と左手の音域をチェックした。CT-X3000の61鍵の鍵盤を2つに分割する。スプリットポイントは計算してF#4とG4の間に設定した。
左手の音域がF3~F5、右手の音域がA4~C6である。スプリットポイントを境に、2つの鍵盤ができることになる。下の鍵盤をオクターブシフトで1オクターブ上げる。そうすると、F3~F5の音域を弾けることになる。上の鍵盤は、オクターブシフトせず、そのままで、A4~C6を弾ける!
この設定で弾いてみたが、左手の伴奏が和音になっていて、その分、右手よりボリュームが大きくなる。3和音なので、3倍のボリュームに!
それぞれのスプリットのボリュームを変えられるので、下の鍵盤のボリュームを小さくした。いい感じのバランスになった。
なんつー、清らかで崇高な響き! 旋律、美しい!! しかも弾きやす! 左手が和音の伴奏になっている曲を弾くのが苦手なんだけど、これは結構すんなり弾けるワ…。
ヴィヴァルディ、旋律が美しいよね。和音もキレイだよね。けっこう好きだなあー。
これ、2楽章を弾いてしまったら、とてつもなく1楽章が弾きたくなってしまうよね。特に、フーガの部分。しかし、あれはめちゃくちゃ足鍵盤使うからな。ウチのキーボードではムリ!
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