「コラール前奏曲 BWV696」録音し直し。前回録音したのは、最後のリタルダンドの部分がズレズレ。1声ずつ4回録音するんだけど、リタルダンドの部分だけはメトロノームトラックに合わせず、ゆっくり弾くようにしている。重ね録り2トラック目からは、1トラック目に合わせてテンポを落としている。音を聴きながら合わせて弾くと、タイミングがバラバラ…。
前回は、バス→テノール→アルト→ソプラノの順番で録音したら、ズレまくったので、今回はソプラノ→アルト→テノール→バスの順番で、録音した。リタルダンドの部分、まあまあ収まった。
楽譜見ながら4重奏を聴いていたら、なんと! 1声ずつではなく2声ずつ聴き取れるではないの! すげーー
7月頃、インベンションを弾いていた時、思いつきで音色を「パイプオルガン1」→「751 Hip Lead E」に変えたことがあった。パイプオルガンの音は厚みがあって太い感じがするが、「751 Hip Lead E」の音は透明感のある澄み切った音である。その分、ソプラノとバスのパートが区別つきやすく、2声がくっきり分かれて聴こえたのである!
それまではソプラノに埋もれてよく聴き取れなかったバスの旋律が、はっきり聴こえるようになった! もう、夢中になって、何度も何度も弾いた。インベンション2番、4番、5番、13番。
そしてさらに、3声の「シンフォニア第1番」を弾いてみたら、なんと!3声までも、くっきりと聴き分けられるではないの! 高音域の笛の音にのって、とてつもなく美しく響いた。何度も何度も弾いた。こんな美しい曲だったんだ!
そして、今日、「コラール前奏曲 BWV696」の多重録音を聴いていたら、ホントに2声同時に聴き取れる!! 人間の能力ってちゃんと向上するんだな…と。
かつては
2声→片方がかすむ
3声→ごちゃごちゃ
4声→混乱の極み
だったのが今は
2声→2つ同時に均等に聴こえる
3声→余裕が出てきた
4声→ごちゃごちゃ
って感じ。
かつて、2声は魔法のように片方の音が消えていた。3声は1声のみ聴こえ、2つ目はかすみ、3つ目は無音だった。4声は1声のみ聴こえ、後の3つは団子だった。
「コラール前奏曲 BWV696」をキルンベルガー調律・オルガン2の音色→ミーントーン調律・オルガン1の音色にしたら、声部がくっきり!! キルンベルガー調律・オルガン1の音色にもしてみたが埋没。BWV737もそうだったけど、コラール前奏曲はミーントーンが前提なのでは?
しかし、「コラール前奏曲 BWV696」をミーントーンでやってみたらイマイチ……曲によるのだろうか?
とにかく「コラール前奏曲 BWV696」は、ミーントーンにしてみたら、弾きやす!! 「コラール前奏曲 BWV737」と同じ現象。
バッハ先生自身は、キルンベルガーなわけはなく、ミーントーンだったのかなあ…なんて。
カテゴリー:ポリフォニー








