この曲は、昔弾いたことがある。でもその時は、「ポリフォニー」というものがどういうのかよく分かっておらず、意識もしておらず。ただ楽譜見ながら順番に鍵盤を押さえていって終わり、って感じだった。
3つの旋律が同時に並行して流れていっているんだ、って意識はまるでなかった。
ピアノは音が減衰するので、鍵盤を押さえっぱなしでも、音の持続は四分音符程度しかないと思う。だから全音符や2分音符は、音が減衰していって途切れてしまう。
保持音が途中で消えてしまうので、旋律が流れていく感じをつかみにくいし、ぶっちゃけ、鍵盤を押さえ続けても離してしまっても、響きは同じ。かつては、耳で旋律線を聴きとれていないので、いつのまにか鍵盤から指が離れて、保持音を持続できてなくても、それに気づかなかった。
今回は生ピアノではなくキーボードのオルガン音なので、鍵盤を押さえている限り、保持音はいくらでも持続させることができる。運指をうまくやって旋律線をつなげることができれば、1曲まるごとメロディーが横に流れる様を再現できる。それを1声ごとにやり、3声同時に再現すれば3声のフーガが完成する!!!
今は3声のを同時に聴いても、ごちゃ混ぜになって、まるで聴き分けられていないが、耳と脳の訓練をすれば、いずれ聴き取れるようになるのでは!?
そのための方針として
(1)楽譜に色を塗る。内声(3声の場合はアルト)に色をつけて、3声を視覚的に区別できるようにする。
(2)「カラオケ」作成。1声ずつ弾いて3重録音したものを作る。編集ソフトで加工して3声からソプラノだけを消したものを作る。アルト・バスだけを再生して、それに合わせてソプラノを弾く。アルト・バスについても同じことをやる。(1声だけ音を消しているのを「カラオケ」と称している。)
(3)2声ずつ弾く。組合わせは、ソプラノ+アルト、アルト+バス、ソプラノ+バス。録音に合わせて弾く。バスを再生しながら、ソプラノ+アルトを弾く。アルトを再生しながら、ソプラノ+バスを弾く。ソプラノを再生しながら、アルト+バスを弾く。
(4)3声を2手で弾く。
こんな感じで、少しずつ進めていこうと思う。
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