バッハ先生の楽譜、たいていの場合は音符しか書かれていない。スラーとかスタッカートとか、アーティキュレーションっぽいものは、書かれていないのが普通。
「演奏者の判断で弾け」ということなんだろうけど、私としては、恣意的にアーティキュレーションをつけることはできなかった。曲のもともとの素の姿というのを味わいたい。勝手に自分の判断で、味つけをしたくない。原曲の純粋な美しさを再現したい。そういうわけで、楽譜通りに弾いていくだけで、あえてアーティキュレーションというものをやらなかったのである。
しかし「フーガ ハ長調 BWV953」を弾いていると、どう考えても、レガートで一本調子に弾いていては、ダメな部分がある。29小節から32小節のソプラノ、ここはどう考えても「ターラーラッラー」になるはず。そういう節回しを感じる! ってことは、他のパートの同じような旋律の部分は、統一感をとって、当然同じ節回しになるはず。
「フーガ ハ長調 BWV953」多重録音したのを聴くと、レガートで弾いている部分に違和感。キーボードCT-X3000のイベント編集機能で、ここの音を短くした。「たーらーらーらー」を「たーらーらっらー」に。しかし、もともとレガートで弾いていたのを音の長さだけ変えたので、不自然な感じに……でも、レガートのよりマシになったので良しとする。
イベント編集。四分音符1つがゲートビート1である。ゲートティック100でゲートビート1に相当する。短くしたい音符のゲートビートを0、ゲートティックを65にした。スタッカートのような効果が得られる。
アルト、バスのパートも同じように直した。
編集したのを聴いてみたら、前のよりずっと自然な感じになった! これ聴いて、耳を鍛えよう!!
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