「平均律クラヴィーア曲集 第1巻第22番 BWV867 フーガ」を多重録音している。メトロノームのトラックを作り(最後の小節はリタルダンドして手打ちで録音)、ソプラノ→アルト→真ん中→テノールと録音したところ。それぞれ録音するたびミキサーで音を消して、常にメトロノーム+1パートしか聴こえない状態で録音している。
今までは、曲がある程度弾けるようになってから録音していたので、重ね録りの際に、他の声部が聴こえた方が合わせやすかった。この曲は、まるで弾けてない状態での多重録音なので、他の声部が聴こえない方が弾きやすい。メトロノーム音のみに集中して、とにかく楽譜通りに弾くだけ。
単に単旋律をメトロノームに合わせて弾いているだけで、ポリフォニーでも何でもないはずなのに、5声の楽譜を必死で見ながら演奏しているうちに、4声の楽譜見ると単純に見えるようになった!! あの5声のごちゃらっとしてんのに比べて、すごくすっきり見える!! すげえーーーーー
目の方はそうなったが、耳の方も変化してくれるといいなあー
録音、完成しましった!! 聴いてみたら、けっこうキレイな響き。でもやっぱ世俗曲なのかな?? コラール前奏曲とは違う。あと楽譜見ながら聴いてると、よくもまあ、ここまで盛ったなと…コテコテに盛りまくってる…
-----------◆頭の中のイメージ劇場◆-----------
ケーキのデコレーションをするバッハ先生。
私「あ、ダメです、先生!それ以上クリームを盛ったら崩れてしまいますよ!!」
バッハ「いやいや、まだまだいけるしょ!」
盛り 盛り 盛り 盛り…
-----– 完成!!-----—-
私「おお!すごい!! 絶対に不可能な量のクリームが盛ってあるのに、絶妙のバランスで崩れない!!! しかも何という美しいケーキなんでしょう……とてもこの世のものとは思われない美しさ…!」
バッハ「フッ…(どんなもんだい)」
-----------◆おわり◆-----------
四分音符テンポ120で再生すると、キラキラしてキレイなんだが、演奏家で、この速さで弾く人はいない。5声を10本の指でって、無理なんだろうね。指が追いつかない。のたのたと進む感じ。
録音に合わせて1声ずつ弾いた。悪くない。ところどころ響きがおかしいところがあって、YouTubeでオルガン演奏を探してきて、聴きながらチェックした。録音が間違っているところを耳でチェックして、編集機能で直した。
ちょっとだけ5声を両手で弾いてみた。ぜっっっっったいに指が届かない。「ゴルトベルク変奏曲」第30番を思い出す。「コラール前奏曲 BWV714」のように一部オクターブシフトして対応するとか、そういうレベルの問題ではない。もしやるなら、細幅鍵盤のmicrokey2一択。
カテゴリー:多重録音
