「コラール前奏曲 BWV713」の多重録音をすることに! 今は指を痛めているので、この曲を練習することはできない。でも、多重録音なら1声ずつ弾けばいいので、そんなに指に負担はかからないハズ。指が直るまでの間に、多重録音を何度も聴いて耳を鍛えておけば、練習を再開したときに、有利なんじゃないだろうか? やれることをやっていくしかないよね。
メトロノームトラック作成
まず、キーボードCT-X3000のMIDIレコーダー、ソロトラック[05]に手製メトロノームのトラックを作る。この曲は最初の52小節が4/4拍子、後の51小節が3/8拍子である。
四分音符を1拍とすると8分音符を弾いた時にズレやすくなるので、8分音符を1拍として、前半8拍子+後半6拍子でメトロノームのトラックを作る。
まず「789 LATIN SET 2」の音色で打楽器をセットして、キーボード内蔵のメトロノーム8拍子に合わせて打つ。「チン カッ カッ カッ カッ カッ カッ カッ」。これを2小節分作って、コピペで必要な長さに伸ばす。
次に6拍子になる。パンチイン(重ね録り)で6拍子のを2小節分打って、コピペで必要な分伸ばす。
途中軽微な不具合が発生したが、無事メトロノームトラック完成。
各パート録音
これに合わせてソプラノ・アルト・テノール・バスのパートを録音していく。前回の「コラール前奏曲 BWV711」と一緒で、ミスったらひたすらパンチイン(重ね録り)して、リレー方式で最後まで行くというもの。
曲が長いので、ミスると録り直すのが大変。カシオキーボードCT-X3000の機能では、ミスったところまで早送りのボタンを押し続けなければならないが、曲の後ろの方になると、1分近く押していることになる。
また、弾くタイミングを間違えたのは録り直しをするしかないが、音だけを間違えたのは「イベント編集」という機能を使えば直すことができる。その場合、ミスったところまで、延々とボタンを押して進めなければならず、曲の後ろの方だと、300回以上押さなければならなくなるのであった。とにかく、根気だけの世界!
4時間半かけて、3パート録音し終わった。ヘトヘト…。
作っている途中で、データは定期的にUSBメモリにバックアップ。録音完了して、最後のバックアップを取った。疲れたので、いったん電源を落として休憩。
トラブル発生
しかし、休憩終わって、電源つけて録音したのを聴いてみようとしたら! 例のやつになった。4重録音のうち、バスのトラックだけが再生されない…。聴こえるのは、ソプラノ・アルト・テノールのみ。
以前はPCを介して多重録音したために、一部のトラックが再生されないという問題が起きていた。でも今回は、CT-X3000本体のみで録音しているのである。それなのに、なぜ同じような問題が起きたんだろう?
USBメモリにバックアップしたデータを、CT-X3000に戻して再生してみる。こっちも3パートしか再生されない…。なんで? USBメモリに保存するときにデータが壊れちゃったのかなあ?
あーあ…、休憩取る前に聴いておけばよかったなあ。あんなに苦労して録音したのに、一度も聴いてないよね……何でこうなるのか、わかんないもんなあー。本当に、ツライ…。
もう今日は疲れて、これ以上はムリだから、明日やり直すしかないね!
録り直し
…とは思ったものの、この曲の4重録音を聴きたいという情熱は何ものにも代えがたく、「火事場の馬鹿力」的なものが働いて、録音再開。
バスのトラック、もう壊れてしまってデータが飛んでいるかもしれないが、何か残っていると後々不具合になるので、トラックのデータを削除して、まっさらな状態に戻した。
バスパート録音し直し。また、間違えたら取り直しのリレー方式で進む。1時間かけて録音が終わった。
再生してみたら、バスパートもちゃんと聴こえた!! ついに4パート全部聴くことができた! すばらしい!
オーディオ録音
今のところはまだ大丈夫。しかし、次に聴こうと思った時には、もう壊れている可能性があるので、油断できない。
消える前にしっかり保存しておきたい。MIDIデータでは、また消える可能性があるので、オーディオデータで保存することに。LINE入力でPCに繋いで録音してみる。
それまで、絶対に、CT-X3000本体の電源を切ってはダメ! USBメモリを本体にさすのも禁止!!
オーディオ録音のために、CT-X3000をPCの方に移動しなければならないが、電源を落とさず、プラグも抜かず、そのままソッと運んだ。
Audacityで録音し始まった。Audacityは2023年5月に「フーガ ハ長調 BWV952」を多重録音する時に使ったが、とてつもなく不具合が生じたので、油断できない。大抵の場合、Audacityをいったん終了して起動しなおすと直るので、トラブルが起こる前にこまめに起動し直した方がいいかも。なんつか、ものすごい緊張感!
40分ほどかけて録音終了。たった5分ほどの曲だが、やっぱりトラブル続出で時間がかかった。
キーボード本体にバックアップ
あとはCT-X3000本体の方をどうすっか? ずっと電源つけっぱなし? 電源落としたらデータが壊れるのでは? USBメモリにバックアップを取りたいけど、ビビリなのでできない。
MIDIレコーダーの「ソング」の別スペースにデータをコピーすることに。同じソングのデータが別スペースにそれぞれ1曲ずつ合計2曲入ったことになる。聴いてみたら両方ともちゃんと再生された。
あとはCT-X3000の電源どうしよう? ずっとつけておいた方がいいね。電気代かかるかもしれないけど、データ壊れるよりはいいね。
疲れたので、ちょっと休憩。さっきも電源落とさずに休憩すれば良かったのになあー。
ガーーン! 休憩終わって見てみたら、CT-X3000のオートパワーオフ機能が働いて、電源落ちてました! あーあ、もうダメかもなあー。
急いで電源つけて、曲を再生してみる。大丈夫みたい。ホッ、助かったよ全く。じゃ、もう電源切ってもいいね。
おしまい
カテゴリー:多重録音
