今日は昨日に引き続き、「コラール前奏曲 BWV696」の練習をした。練習と言っても、最初から最後まで通して弾くだけ。「うわぁ~、いい曲だな!」「ここの部分の和音が好き!」「深い響き!」「とてつもなく美しい和声!!」などと感動しているうちに、曲の最後まで行く。
2段目の4声になるところがずいぶん弾けるようになってきたが、まだ4声を分離して聴き取ることができないため、混乱した感じになってしまう。
最近すでに2.5声の曲であれば、ほぼ全て声部を聴き分けられるようになった。2.5声というのは、実際は3声の曲なのであるが、対位法が極まっておらず、ゆるい構造のフーガのことである。
「平均律クラヴィーア曲集 第2巻第12番 BWV881 フーガ」

それに対して、各声部の旋律が緊密に組み合わさっている曲は「ガチで3声の曲」と呼んでいる。
2年前にキーボードを始めて、最初にやった3声の曲が「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第12番(BWV881)フーガだった。フーガのカラオケをやってみたり、2声ずつ弾いてみたり、様々な方法でポリフォニーを攻略したが、一通り弾けるようになった後も、3声を分離して聴き分けることはできていなかった。
そのような状態で1年半が過ぎ、2024年の秋頃からポリフォニーを聴き分ける能力がはっきりと向上し、この曲もよく聴き分けられるようになってきた。
しかし、はっきりと3声が分離して、曲の最初から最後まで完全に聴き分けられると感じるようになったのが、今年に入ってからである。今では全曲通して、3つのパートが混じり合ったり、部分的に聴き取れなかったりということがなく、キレイに3声が流れて行っているのがわかるのである!
よくぞ、ここまで到達できたものである!! 2年前は先のことが何も見通せないままスタートしたが、当時の自分に今の姿を見せてやりたい!!
これに対して、「コラール前奏曲 BWV696」は4声の部分が聴き取れていないのがはっきりわかる。感じ方としては、4声を弾いている最中に、脳内で音を聴きながら、その音声データが全ては認識できず、ジグソーパズルのピースがあちこち抜けているような状態。ピースがはめ込まれて全体像が把握できるようになれば、4声を聴き分けられるようになるのだと思う。ちょうど今、2.5声が聴き分けられるようになったように。
「コラール前奏曲 BWV696」、何度も夢中になって弾いているうちに、だんだんポリフォニー負荷が蓄積していったみたいで、頭がキルンベルガーになってきた。その後「コラール前奏曲 BWV713」を弾いたのだが、すでに視界の周囲が黒っぽくなっていて、視野が狭まっている感じがあった。脳貧血で気が遠くなって、失神する寸前の感じ? ポリフォニー、どんだけ脳に負荷かけてんの!? やばいよね、これ。
「コラール前奏曲 BWV713」を何とか最後まで弾き終わった後、バタンキュー。ポリフォニー、まだまだ道は険し、という感じ!!
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