ネットを検索していると3声のフーガの練習方法が見つかる。それによると「2声を手で弾きながら後の1声を自分で歌え」という方法が出てくる。けっこう有名な方法みたい。これをやってみることにした。
普段は隣の部屋の騒音がひどくて、イヤホンをつけてキーボードを練習している。隣がうるさいのだから、こっちもうるさくしていいと言う理屈もあるかもしれないが、それをやると隣の騒音がさらにひどくなる可能性があるので、こちらとしては静かにしている。
今日は隣が出かけて不在なので、歌ってみるチャンスだと思った。曲は「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第12番フーガ(BWV881)。
やってみたけど、恐ろしく難しかった。まず、声が出ない。歌を歌うなんて10年ぶりかも!? もともと呼吸器の疾患があるので、肺活量はまるでないが、それ以前に、喉がかすれて声が出ない。
音域も狭くて頻繁にオクターブシフトしなければならない。手で弾きながらは無理なので、録音で2声を流しながら合わせて歌った。他の2声につられて、まるで音程が取れない。スタート地点にも立てないという感じ…。
とにかく曲の美しさに比べて、自分の声のひどさが対照的。
自分の歌声が神の領域に踏み込んで音楽の素晴らしさを台無しにする感じがしてやめてしまった。あれは楽器で演奏するべきものである!!
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