かつてピアノを習っていたこともあり、どうしてもピアノ至上主義みたいなものが染みついている。その観点で鍵盤楽器を分類すると、ピアノが第一で、他の楽器が亜流って感じてしまっていた。こう、ピアノに対して変な引け目を感じるっていうかね。
でも、バッハ先生の頃って、ピアノはなかったから! 現代の人がピアノで演奏してるのは、楽器が違う。
バッハのクラヴィーア曲。楽器はチェンバロかクラヴィコードをつかっていた。だから、それ以外の楽器は、当時の演奏とは違う楽器ということになる。
私の頭の中では、「ピアノ」か「その他の楽器」かという分類になっていたけど、それを塗り替えないと! 本当なら「クラヴィーア(チェンバロ・クラヴィコード)」か「その他の楽器」という分類になる。
だから、ピアノもキーボードもシンセサイザーも同じ「その他の楽器」の分類。キーボードでパイプオルガン音ってのも、「その他」の分類。好きにやってよい。あと実際のパイプオルガンとも関係なし!!(←ここ重要)
チェンバロ・クラヴィコードやるか?って言うと、やらない。じゃあ、どんな楽器でどう弾いても同類。
もともとクラヴィーアの曲をピアノで弾くとなると、同じようにはいかず、それなりの工夫が必要になる。「チェンバロ風にノンレガートで弾くべきだ」という人もいれば、「ピアノなんだから、ピアノらしく弾くべきだ」っていう人もいる。
元の楽器と違うから、こういう話になる。だから、ピアノでバッハを演奏するというのは、原曲を別の楽器でアレンジして弾いているってことになる。
私がキーボードのオルガン音で弾いてるのも同じ。ピアノもキーボードも同じ! 好きに弾いて良し!!
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