「3声のリチルカーレ」(BWV1079)って、曲が長すぎませんかね…? 楽譜にして8ページあるし…。こう、曲の構成が曖昧なところあるよね。
1~109小節(曲の前半)は、端正な作りしているのに、後半はゆるい感じがするというか。特に、110~140小節のあたりが、密度低すぎる感じするのね。
1~109小節 本気度高い
110~140小節 ゆるめ
141~185小節 本気
これは、フリードリヒ大王にテーマを呈示されて即興で弾いた曲、という経緯があるので、そういった都合で曲の構成が決まってしまったのではないかと。
当時の場面を勝手に思い浮かべての想像
大王にテーマを呈示されて、いきなり即興演奏を始めるバッハ先生。「いきなり」だった模様。考え込んだり、構想を立てたりする時間は必要なかった模様。(←様々な史料により)
テーマを次々展開して「カンペキ!」な曲を即興演奏するバッハ先生。
◆102小節目の辺りに差しかかった時
バッハ
(心の中で)そろそろ終わりにしようかな…エンディングに向かうぞ!
チラッ
(大王の方を見る)
大王
もっと聴きたい♡
バッハ
お、もうちょっと続けるか……どう進めよっかな…。
110~140小節がつなぎっぽいのは、こんな感じの展開では?
◆169小節のあたりに差しかかった時
バッハ
そろそろいいかな。陛下はどんなご様子かな?
チラッ
大王
余は満足♡
バッハ
よしよし、いいぞ! エンディングに向かうぞ!
「大王のテーマ」がビシバシと出てきて、劇的に曲が終結。
こんな感じの展開だったのではないかと…。
その証拠に、106~108小節と181~183小節の節回しが、ほとんど一緒でしょ。調は違うけどね。
だから、本来なら、バッハ先生は110小節で曲を終わらせる予定だったのではないかと。102小節に2回トリルが出てくるでしょ、ここで盛り上げて一気にエンディングに向かうはずだったのではないかと!
というわけで、この曲の短縮バージョンを勝手に作ることに!
109~110小節を次のように書き換えた。184~185小節を移調して、そのまま写しただけ! これなら楽譜がちょうど4ページになって、譜面台に載る!
これをまず練習して、暗譜で弾けるようになったら、109~110小節を元に戻して続きを練習する、という2段階にすれば、前半・後半の2回で全曲を練習できるというもの!! あったまいいーー
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