「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第12番フーガ(BWV881)に関しては、自分で録音したものを「カラオケ」しているのが最も感動的であり、他の人のMIDIとかフィッシャーの演奏は物足りないと感じるようになった。他のフーガも同じようにしてみればいいのかなあー。
このフーガの運指をしっかりとやった。実際に鍵盤を弾きながら、旋律線を途切れさせないような指使いを試しながら、楽譜に番号を書いていく。どうしても繋がらないところは、何度も何度も組み合わせを変えて試し、ベストな運指を探っていく。
なかなか進まない、亀の歩みで少しずつこなしていって、ようやく最後まで行った。
かかった時間、3時間!!
運指が複雑になってしまったところは、「本当にこれで弾けるんかいな?」と思ったりするが、少なくとも3声の各パートをレガートで弾くためのスタート地点に立つことはできた。
工夫したところ
◆第11~16小節
↑曲の最初の難関。ソプラノ、アルトがどうしても切れてしまうところを運指の工夫で何とかつなげる。「1―1」「5―5」の指ずらしは、黒鍵→白鍵なので、けっこうスムーズに弾ける。
◆第74~75小節
↑アルトが第1テーマで入るところ。ここは絶対につなげないと!! 無理のある運指かもしれないが、弾けないこともない。
◆第77~78小節
↑ここも何とかつなげることができた。
ところで、第77小節の最初に、ソプラノとアルトの音高が逆転しているところがあるでしょ、楽譜を塗り分ける前は、何となくごちゃら~としていて、和音っぽい感覚で鍵盤を押していた。楽譜に色を付けたら、ソプラノの旋律線がよくわかって、この「ミ」の音がよく生きてくる!! とてもきれいなメロディー!
どうしても繋がらないところ
◆第45~47小節
↑ここだけはどうしても繋がらなかった。アルトが切れてしまう。「ドミソーラ、シレド」ラとシがつながらない。なるべく指ずらしのようにして切れ目が少なくなるようにしてみるけど、白鍵→黒鍵だから、厳しいものが…。
◆第60~61小節
↑これはどうにもなんない…アルトに延々と続く「1」の数字!! もっと手が大きかったら、行けると思うんだがなあ~~。アルト「ミファソラシラシー」の旋律がキレイなんだよね! ブツ切りにしてしまうかあ~。むしろソプラノを切るべきか…悩むところである!
カテゴリー:運指





