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2023-07-15 【フーガの技法 第1番 BWV1080】トラブルだらけの多重録音(3)
PC上で合成
キーボード本体で多重録音は無理なので、また「平均律クラヴィーア曲集」第2巻第12番フーガ(BWV881)と同じ方法をとることにする。4つのパートをそれぞれメトロノームに合わせてシステムトラックに録音し、PCで合成して4重奏にする。調律がキルンベルガーなので「フーガ ハ長調」(BWV952)のようにはならず、“平均律”曲集第2巻第12番フーガと同じようにできるはずである。再生1回ごとに設定を全部やり直すことになるが、仕方あるまい。
ところが、そうは問屋が下ろさなかった。PCにデータを取り込み、「Mix Pad」で3パートずつ合成して、
ソプラノ+アルト+テノール
ソプラノ+テノール+バス
ソプラノ+アルト+バス
アルト+テノール+バス
の4種類を作った。それをUSBメモリーに入れて、キーボード本体にぶっさし、まずは「ソプラノ+アルト+テノール」を再生してみた。
→→→なんでかソプラノのパートしか再生されない! アルトとテノールが無音。何で!?
他の3つも再生してみた。ファイルによってバラバラで、1パートしか再生されないもの、2パートだけのもの、3パート全部再生されるもの……何が何やらわからない。
PCで同じファイルを再生すると、すべて3パート再生されるのである。同じものをキーボードで再生すると、一部しか再生されない。
その後、原因を検証するために様々な試行(トライ&エラー)を繰り返したのだが、いちいち書くと膨大な量になるので割愛する。
結論としては、「原因不明」で終わった。
その過程で、カシオのサポートに質問を送ったのだが、なしのつぶてであった…。
カテゴリー:多重録音